機能性ディスペプシア|赤坂心療内科クリニックの診断・治療

2026年5月15日

検査では異常がないのに続く胃の不快感・痛み・もたれ感。機能性ディスペプシアはストレスと深く関係した疾患で、心療内科での治療が効果的です。

機能性ディスペプシアとは

機能性ディスペプシア(FD:Functional Dyspepsia)は、胃・十二指腸に器質的な異常(潰瘍・がんなど)がないにもかかわらず、慢性的な胃の不快症状が続く疾患です。ストレスや不安・抑うつと強く関連しており、心療内科での治療が有効です。

主な症状

  • 食後の胃もたれ感(食後愁訴症候群)
  • 少量で満腹になる(早期飽満感)
  • 心窩部(みぞおち)の痛みや灼熱感
  • 吐き気・嘔吐
  • 食欲不振
  • ゲップや膨満感
  • 症状が続くことによる不安やストレス

原因

胃の運動機能の低下・胃酸分泌の異常・内臓知覚過敏(胃が刺激に敏感になっている状態)・ストレス・不安・抑うつなど心理的要因が深く関与しています。ヘリコバクター・ピロリ菌感染が関係する場合もあります。

赤坂心療内科クリニックでの治療

薬物療法

胃酸分泌抑制薬(PPI)・胃運動機能改善薬・漢方薬などが用いられます。不安・抑うつが強い場合はSSRIや抗不安薬が有効なことがあります。

カウンセリング・心理療法

ストレスや不安が症状を悪化させるメカニズムを理解し、認知行動療法で心理的な負担を軽減します。症状への過度な不安を和らげるアプローチも行います。

生活習慣の改善

規則正しい食事・よく噛んでゆっくり食べる・脂肪・香辛料・アルコール・カフェインを控える・適度な運動・十分な睡眠が症状改善に有効です。

機能性ディスペプシア(FD)のセルフチェック

胃カメラなどで異常がないのに、次のような胃の不調が続いていないか確認してみましょう。

  • みぞおちの痛みや、焼けるような感じ
  • 食後すぐに満腹になり食べられない
  • 少し食べただけで胃もたれする
  • 胃の不快感が慢性的に続く
  • 検査では潰瘍などの異常がない

胃の働きや知覚が、ストレスなどで過敏になって起こります。生活の調整や治療で和らげられます。

よくあるご相談例

外来では、「胃カメラで異常なしと言われたのに胃の不調が続く」「食後の胃もたれと早期満腹感がつらい」「ストレスがかかると胃が痛む」といったご相談をよくお聞きします。胃の症状でも、ストレスや自律神経が関係していることが少なくありません。

よくある質問

Q. 内科で異常なしと言われましたが治りますか?

A. 機能性ディスペプシアは検査で異常が出ないことが特徴です。心療内科での心身両面からのアプローチで改善が期待できます。

Q. ストレスが原因ですか?

A. ストレスや不安は重要な要因の一つです。ただし「気のせい」ではなく、実際に胃の機能が変化しています。

Q. 食事制限は必要ですか?

A. 症状を悪化させやすい食品(脂肪・刺激物)を避けることが助けになります。個別に食事指導も行います。

Q. 胃薬で治らないのですが?

FDは通常の胃薬で改善しないことがあります。胃の運動や知覚に働きかける薬と、ストレスへの対処を組み合わせると改善することが多いです。

Q. 心療内科で診てもらえますか?

はい。ストレスと関係する胃の不調は心療内科の対象です。必要に応じて消化器内科と連携します。

Q. 受診の目安はありますか?

検査で異常がないのに胃の不調が続く、食後の不快感で食事がつらい——そんなときはご相談ください。

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赤坂心療内科クリニックへのご相談・ご予約

機能性ディスペプシアでお悩みの方は、一人で抱え込まずにご相談ください。
赤坂心療内科クリニックでは、丁寧な診察と患者さんに合った治療をご提案しています。

この記事の監修

赤坂心療内科クリニック 院長
宮本 せら紀(みやもと せらき)
医学博士・心療内科専門医・認定内科医・日本医師会認定産業医

日本大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院にて臨床研修。東京大学大学院にて医学博士号取得(ストレス防御・心身医学)。日本心身医学会・日本心療内科学会ほか所属。

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