社交不安障害|赤坂心療内科クリニックの診断・治療

2026年5月15日

人前での発言や他者からの評価に強い恐怖を感じ、日常生活に支障をきたす社交不安障害。適切な治療で改善できます。赤坂心療内科クリニックにご相談ください。

社交不安障害とは

社交不安障害(Social Anxiety Disorder)は、人前での行動や他者に評価される状況に対して強い恐怖・不安を感じる精神疾患です。単なる「あがり症」や「内気な性格」とは異なり、仕事・学業・人間関係に著しく支障をきたす状態です。

主な症状

  • 人前でのスピーチや発表が怖い
  • 視線を感じると強い緊張・不安が生じる
  • 顔が赤くなる・汗をかく・声が震えるなどの身体症状
  • 恥をかくことへの強い恐れ
  • 会食や電話への強い苦手意識
  • 新しい人と会うことを避ける
  • 不安を予期して眠れない(予期不安)

原因

遺伝的要因・脳内神経伝達物質(セロトニン・ドーパミン)のバランスの乱れ・過去のトラウマ体験(いじめや強い失敗体験)・環境的要因が複雑に絡み合っています。几帳面・完璧主義・傷つきやすい気質の方に多い傾向があります。

赤坂心療内科クリニックでの治療

薬物療法

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が第一選択薬として用いられます。不安症状を軽減し、対人場面への恐怖反応を和らげます。必要に応じてベンゾジアゼピン系薬を短期的に併用することもあります。

カウンセリング・心理療法

認知行動療法(CBT)が特に有効です。「他者は自分を否定している」などの否定的な思考パターンを客観的に見直し、段階的に苦手な場面に慣れていく曝露療法を組み合わせることで根本的な改善を目指します。

生活習慣の改善

規則正しい生活リズム・十分な睡眠・適度な運動が症状の安定につながります。腹式呼吸やマインドフルネスなどのリラクゼーション技法を日常的に取り入れることも効果的です。

社交不安障害のセルフチェック

人前での緊張が「性格」の範囲を超えていないか、次の項目で確認してみましょう。

  • 人前で話す・注目される場面で強い不安や動悸が出る
  • 手の震え・赤面・発汗・声の震えが気になる
  • 失敗や恥をかくことを過度に恐れる
  • 会議・電話・会食などの場面を避けてしまう
  • 不安で仕事や対人関係に支障が出ている

「緊張しやすい性格」と思われがちですが、生活に支障が出ているなら社交不安障害として治療の対象になります。

よくあるご相談例

外来では、「会議で発言しようとすると声と手が震える」「人前で字を書くと手が震える」「電話や会食が怖くて避けてしまう」といったご相談をよくお聞きします。ご本人は“性格の問題”と抱え込みがちですが、薬物療法や認知行動療法で楽になることが多い症状です。

よくある質問

Q. 性格の問題ではないですか?

A. 社交不安障害は「性格」ではなく「病気」です。脳の神経回路の働き方に関係しており、適切な治療で改善できます。一人で抱え込まずぜひご相談ください。

Q. 薬を飲み続けないといけませんか?

A. 症状が安定すれば、医師と相談しながら徐々に減薬・断薬を目指します。カウンセリングと組み合わせることで薬に頼らない回復も可能です。

Q. 仕事を続けながら治療できますか?

A. はい。多くの方が仕事や学業を続けながら通院されています。状況に応じた治療計画をご提案します。

Q. 社交不安障害は「あがり症」とは違いますか?

一時的な緊張(あがり症)は誰にでもありますが、社交不安障害は不安が強く長く続き、その場面を避けることで生活や仕事に支障が出ている状態を指します。

Q. 薬を飲まないと治りませんか?

必ずしも薬だけではありません。認知行動療法などの心理的アプローチも有効で、症状やご希望に応じて組み合わせます。場面限定の緊張には頓服を使うこともあります。

Q. 受診の目安はありますか?

人前の場面を避けて行動が狭まっている、不安で仕事や学業に支障がある——そんなときはご相談ください。

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赤坂心療内科クリニックへのご相談・ご予約

社交不安障害でお悩みの方は、一人で抱え込まずにご相談ください。
赤坂心療内科クリニックでは、丁寧な診察と患者さんに合った治療をご提案しています。

この記事の監修

赤坂心療内科クリニック 院長
宮本 せら紀(みやもと せらき)
医学博士・心療内科専門医・認定内科医・日本医師会認定産業医

日本大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院にて臨床研修。東京大学大学院にて医学博士号取得(ストレス防御・心身医学)。日本心身医学会・日本心療内科学会ほか所属。

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