不眠症


最近寝つきが悪い、ぐっすり眠れないという経験がある方は多いのではないかと思います。実際、日本人を対象にした調査では、5人に1人が「睡眠で休養が取れていない」、「何らかの不眠がある」と回答しています(厚生労働省.『みんなのメンタルヘルス総合サイト』)。不眠が長期間にわたる場合や、日中に心身の不調を感じ生活の質が落ちている場合は、不眠症の診断がつくことがあります。不眠が続くことで、日中のパフォーマンスが低下しているかもしれません。しかし、安心してください。良い睡眠を得てより健康的な生活を取り戻すためには、できることがいくつもあります。

原因

不眠症の原因は、うつ病や適応障害などの精神疾患のほか、ストレスや緊張状態の持続によっても引き起こされます。また、高血圧・心疾患・呼吸器疾患・腎泌尿器疾患・糖尿病・アレルギー疾患・睡眠時無呼吸症候群・レストレスレッグ症候群、薬物や生活習慣の乱れ、就寝環境、疼痛、加齢などによっても生じます。女性の場合は、出産後や更年期なども浅い眠りに関係していることがあります。

症状

不眠の症状には、大きく分けると4つのタイプがあります。寝つきの悪い「入眠障害」、眠りが浅く途中で何度も目が覚める「中途覚醒」、早朝に目が覚めてしまう「早朝覚醒」、ある程度眠ってもぐっすり眠れたという満足感が得られない「熟眠障害」です。これらのいずれかにチェックが入る方は睡眠に改善の余地があります。特に、これらの症状が日常生活に何らかの障害を引き起こしており、少なくとも3か月以上続いているという方は、ぜひお早めにご相談ください。

治療法

不眠症の治し方ですが、いくつかの対処法があります。就寝環境や睡眠のリズムを整える、運動する、気にし過ぎないようにする、ストレス解消法やリラックス法をみつけるなどです。これらを行うことで、自力で不眠症を治すことができる場合もあります。しかし、なかなかうまくいかない場合やどのようにすればいいのかわからない場合には、専門家に相談してください。当クリニックでは、安全性の高い処方薬を適切に用いながら、非薬物的にもよりよい睡眠を得るための方法をご提案することができます。処方薬は一度始めれば一生飲み続けなければいけないというものではありません。大切なのは、処方薬を補助的に使用しながら、ご自身に合う睡眠スタイルを見つけることです。最終的に、薬なしでも日常生活に支障がない状態を目指します。当クリニックでは、リラックスするための心理療法をいくつも試すことができます。ストレス解消法やリラックス法も、あなたにぴったりのものを一緒に探していきましょう。

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