心のこと、誰に話せばいいか分からない人へ

「なんとなく気分が沈む」「イライラする」「朝起きた瞬間から疲れている」。
そんな日が続いていても、うまく言葉にできなかったり、「こんなことで悩んじゃダメだ」と自分を責めてしまったりしていませんか?

誰かに相談したいけれど、
「こんな話していいのかな」
「こんなの甘えだと思われないかな」
「どうせ理解してもらえない」
そんなふうに感じてしまって、結局ひとりで抱えてしまう人も少なくありません。

話せない自分”を責めないで

実は、心の悩みを「うまく話せない」「言葉にできない」と感じるのは、ごく自然なことです。
不調があるのに、それを自分でもうまく説明できない――それだけでも十分、心が疲れているサインかもしれません。

あなたが悪いわけではありません。
“誰に話せばいいか分からない”と思ってしまうくらい、がんばってきた証拠なのです。

心療内科は、「話す場所」でもあります

心療内科というと、「病気の人が行くところ」「診断されそうで怖い」というイメージがあるかもしれません。
でも実は、「話すため」に来る人もたくさんいます。

たとえば、
・心の違和感を整理したい
・自分の状態が普通なのか知りたい
・誰にも言えないことを話してみたい
・病気かどうかを知りたいわけじゃないけど、不安を解消したい

そんな気持ちで、初めて来院される方も多いのです。

話すだけで、心が少し軽くなることもあります。
話すことで、今まで気づかなかった「自分の本音」に出会えることもあります。

一歩踏み出すのに、理由はいりません

「こんなことで相談していいのかな」と迷う必要はありません。
“なんとなくつらい”“何かがおかしい気がする”――そんな曖昧な不調でも、話していいのです。

あなたが一歩踏み出したその瞬間から、心の回復は始まっています。

あなたの話す場所は、ここにあります

心のことを話す場所が見つからないとき、どうか思い出してください。
心療内科は、気持ちを言葉にする練習ができる場所でもあります。

あなたの心の声を、静かに・丁寧に聴く準備ができている専門家がいます。

話すことに慣れていなくても、まとまっていなくても、大丈夫。
あなたの気持ちを、少しずつ一緒に紐解いていけたらと思います。

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