
心療内科に来る人の症状はさまざま
心療内科を受診する方の中には、以下のような日常的な悩みを抱えている方が多くいます。
これらは、「心の風邪」ともいえるごく身近な症状です。“心が疲れた”と思ったら、それは立派な受診のサインです。
診療内容は?どんなことをするの?
初診では丁寧な問診とヒアリングを行い、必要に応じて薬物療法、認知行動療法(CBT)、生活習慣の見直しなどを組み合わせた治療を行います。
薬を無理にすすめることはありません。カウンセリングや心理療法だけで改善するケースも多くあります。
なぜ誤解が生まれるのか?
心の問題は目に見えにくいため、「弱さ」や「甘え」と誤解されやすい現実があります。しかし、脳内の神経伝達物質の乱れが背景にあることもあり、身体的な疾患と同じように専門的な治療が必要です。
迷ったら、一度相談を
「通うほどではないかも…」と思っていても、それはご自身の判断。専門家と話すことで、早期に心の健康を取り戻せることも少なくありません。
引用文献(PubMedより)
- National Institute of Mental Health. (2016). Mental Health Myths and Facts.
https://www.nimh.nih.gov/health/publications/stigma-myths-and-facts - Corrigan, P. W., Druss, B. G., & Perlick, D. A. (2014). The Impact of Mental Illness Stigma on Seeking and Participating in Mental Health Care. Psychological Science in the Public Interest, 15(2), 37–70.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26171956