心療内科=重い病気の人が行く場所?そんな誤解を解きたい

心療内科に来る人の症状はさまざま

心療内科を受診する方の中には、以下のような日常的な悩みを抱えている方が多くいます。

  • 寝つきが悪く、朝起きるのがつらい(不眠症
  • 人間関係のストレスで気分が沈みがち(適応障害
  • 緊張するとお腹が痛くなる(心身症)
  • イライラや不安で仕事に集中できない(不安障害)

これらは、「心の風邪」ともいえるごく身近な症状です。“心が疲れた”と思ったら、それは立派な受診のサインです。

診療内容は?どんなことをするの?

初診では丁寧な問診とヒアリングを行い、必要に応じて薬物療法、認知行動療法(CBT)、生活習慣の見直しなどを組み合わせた治療を行います。
薬を無理にすすめることはありません。カウンセリングや心理療法だけで改善するケースも多くあります。

なぜ誤解が生まれるのか?

心の問題は目に見えにくいため、「弱さ」や「甘え」と誤解されやすい現実があります。しかし、脳内の神経伝達物質の乱れが背景にあることもあり、身体的な疾患と同じように専門的な治療が必要です

迷ったら、一度相談を

「通うほどではないかも…」と思っていても、それはご自身の判断。専門家と話すことで、早期に心の健康を取り戻せることも少なくありません。

引用文献(PubMedより)

Translate »